【書籍刊行案内】『新学習指導要領時代の海洋教育スタイルブック』

東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センターは、『新学習指導要領時代の海洋教育スタイルブック 地域と学校をつなぐ実践』を刊行いたしました。

海洋教育は、海を通したカリキュラムによって、学校・地域・海の魅力を多様に編み合わせる可能性を秘めています。しかし、実際の展開は千差万別です。本書では、センターが連携する二つの海洋教育促進研究拠点、岩手県洋野町と宮城県気仙沼市の幼稚園・小学校・中学校での海洋教育の実践例を、学校教育の現場から報告します。さらに、海洋教育の取り組みを支える、教育行政や地域での推進体制も具体的に紹介しています。

新学習指導要領を見据え、カリキュラム・マネジメントや「主体的・対話的で深い学び」の観点も取り扱うことで、海洋教育の今後の実践と体制づくりに役立つよう構成しています。

海洋教育を推進するための参考資料としてぜひお買い求めください。

 

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『新学習指導要領時代の海洋教育スタイルブックー地域と学校をつなぐ実践』

東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター編・著、小学館教育技術MOOK

価格:1,300円(税別)

小学館ウェブサイト:https://www.shogakukan.co.jp/books/09105081

 

<目次>

  1. 海洋教育とは何か
  2. 新学習指導要領と海洋教育カリキュラム
  3. これからの時代に求められる海洋教育
  4. 洋野町の海洋教育 その位置付け・方策と実践事例:中野小学校・中野中学校・宿戸小学校・宿戸中学校
  5. 気仙沼市の海洋教育 その位置付け・方策と実践事例:面瀬小学校・唐桑小学校・大島小学校・唐桑幼稚園
  6. 海洋教育推進のための体制づくり
  7. 海と人とのつながりを探求するイベント
  8. 海の学びをいかに作るか「連携」による海洋教育のデザイン