出版

  • 『温暖化に挑む海洋教育――呼応的かつ活動的に』

    田中智志編著

    本体3,200円+税 ISBN978-4-7989-1626-2 東信堂 2020年3月

    海洋教育の普及・促進は、個々人が海洋の危機的状況(地球温暖化による水温上昇・酸性化・貧酸素化など)への責任を受け止め、当事者意識を持つうえで重要な責務を担っています。本書では世界各国の海洋教育の実践を鳥瞰し、自然への感受性を礎とした海洋教育のあり方を思索しています。
  • 『令和元年 海洋教育指導資料 学校における海の学びガイドブック 小・中学校編』

    東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター編著

    本体2,000円+税 ISBN978-4-477-03171-2 大日本図書 2019年7月

    日本の学校教育の中で海洋教育をどう捉え、どのように授業を構想し実践していけばよいかを、具体的なモデルカリキュラムを通じて示しています。「海洋教育としての視点」「教科等との関連」やモデルプランの価値づけも示すことで、海洋教育の授業改善に活用できる書籍です。
  • 『新学習指導要領時代の海洋教育スタイルブック 地域と学校をつなぐ実践』

    東京大学海洋アライアンス 海洋教育促進研究センター編著

    本体1,300円+税 ISBN978-4-09-105081-6 小学館(教育技術MOOK) 2019年3月

    授業の組み立てから、カリキュラムづくり、地域との連携まで、初等・中等教育における海洋教育の実践事例を紹介しています。センター教員・研究員によるコメントや論考も収録し、海洋教育の実践内容やその意義をわかりやすく示しています。
  • 『日本の海洋教育の原点 (戦後)理科編』

    小国喜弘・東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター編著

    本体2,400円+税 ISBN978-4-86359-186-8 一藝社 2019年2月

    過去日本の教育においてどのように「海洋」が題材となってきたのかを、教育学(教育史)の観点から、学習指導要領と教科書の記述に着目して分析しました。1947年刊行の貴重な「文部省著作教科書」である『海をどのように利用しているか』も全文掲載しています。
  • 全国海洋リテラシー調査−最終成果論文集−

    東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター編著

    2016年3月

    無作為に抽出された全国55の自治体から、小学校6年生2,059人、中学校3年生 2,456人の協力を得て遂行された「全国海洋リテラシー調査」の成果を示す論文集。「海洋リテラシー(海洋に関する共通教養)」の実態を把握する初の全国規模の調査研究であり、「海洋リテラシー」の規定要因(個人・家庭・学校)、海に関わる職業希望、児童・生徒の将来像、学習指導要領のインパクト等を分析しています。
  • 『海洋教育のカリキュラム開発―研究と実践―』

    東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター 編

    本体2,000円+税 ISBN978-4-89055-317-4 日本教育出版社 2015年12月

    海洋学・教育学・学校教育実践者・社会教育実践者の協同による、全IV部26章411頁。 東京大学の研究者による海洋教育の学術的な研究論考や、全国の学校や社会教育施設で取り組まれている海洋教育の実践の意義と課題が纏められています。