海に親しむ~それぞれの魚に適した料理を作ろう(高等学校編)~
本教材は、「海からの贈り物 ~食卓に届かない魚たち」として開発する教材のひとつです。定置網で漁獲される魚は、その全てが市場に流通するわけではなく、魚の種類、大きさ、漁獲量により、市場に出されず棄てられてしまう魚もあります。このような「食卓に届かない魚」は、魚のことや海のこと、あるいは流通にまつわることを知る優れた教育資源です。
この教材では、千葉県館山市の沖合にある定置網で漁獲された「食卓に届かない魚たち」を用いて、それぞれの魚に適した美味しい料理法をご紹介します。魚には、それぞれの魚に固有の味や食感の特徴があります。また、寄生虫や食中毒を防ぐ観点から、火を通したほうが良い、内臓はできるだけ取り除いたほうが良い、等の注意点も魚によって違います。なにより、魚をおいしくいただくためにも、それぞれの魚に適した調理方法を知ることがとても大切です。高等学校で取り扱う揚げ料理を学びます。
お茶の水女子大学が実施する「海からの贈り物」では、「食卓に届かない魚たち」をご希望に応じて配送致します。詳しくは、本学サイエンス&エデュケーションセンターのウェブサイト(http://www.cf.ocha.ac.jp/sec/projects/mepp/index.html)をぜひご覧下さい。